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FirstContact
プロジェクトのはじまり
1990年代後半、不動産業界の複数の大手企業が集まり勉強会を行うなかで、事業をスタート。時代としても、Windows98が普及し始めたタイミングで、不動産売買の集客は紙媒体への広告出稿とポスティングなどがメインで、インターネットの活用を不動産各社が本格的に考え始めた頃だった。
「当時はどこの会社もコーポレートサイトに簡単な物件検索とお問い合わせフォームがあるだけのシンプルなWebサイトでした」
「クライアントと一緒になって新しい仕組み作りに参画できることに興奮し、ワクワクしていました」
情報を整理しインターネットで反響を獲得し、戦略的にデータを活用していく目的でプロジェクトがスタート。
「インターネットと不動産情報の親和性に共感した、多くのクリエイターやエンジニア達が集まって、フロントエンドのデザインから、データセンターのオンプレ環境にバックエンドのシステム構築までおこなうという、ゼロからの大規模構築でした」

構想から2年、開発に半年かけたプロジェクトだったが、2000年6月にリリース。
「リリース後から少しづつ反響を獲得し始めましたが、同時に不動産情報に必要な間取図やコンテンツの制作、ワンソースマルチユースをキーワードにした、紙媒体や不動産ポータル、提携する不動産会社、業界団体の運営するデータベースとデータ連携を実現した業界初のソリューションでした。営業現場と本部管理の大幅な業務軽減にも貢献できたと思っています」
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TurningPoint
ターニングポイント

「長く継続しているプロジェクトだからこそ、最新のツール、技術、考え方を活用しています。そして不動産業界に特化していることで、あるべき姿に導くための提案、圧倒的な品質とスピード感ある開発、改善ができるのが強みです。プロジェクトのマネジメントを続ける上で最も意識している部分です」
これまで数年ごとにリニューアルを行ってきたが2017年、大規模な改修をおこなった。
運用効率と可用性を上げ、さらなる反響を獲得し続けるため、デザインシステムを取り入れ、UI/UXとSEOを重点にフロントエンドを大幅に改修、データベースとバックエンドシステムも改修し、Windows Serverで稼働していたシステムをLinux環境で再構築する、抜本的なリニューアルをおこなった。
「googleに登録されたページ数は47,000ページを超え、より多くの情報が詰め込まれた大規模サイトへと成長しました」
そして、「さらなるUI/UXの可能性を追求し、ユーザーにとって価値ある体験を創出するためには何ができるのかをリニューアル後も研究し続けています」


「常にどこかで何かが動いていて年間のタスクは500件以上になります」「プロジェクトの最初のリリースからデプロイは一万回を超えています」というようにリリース後も運用と改善が必要となる。ユーザーにとってより分かりやすく、より使いやすく、クライアントにとってもより便利にするためには、スピード感を持って仕組みを育てていくことが重要になってくる。
Webサイトの規模とバックエンドで稼働している様々なデータ連携システムが大きくなり、運用するために必要な知識も、社内のリソースも増え続けている。
クライアントの担当者の人数も増え、利用するサービスも増え、それに合わせ、様々な領域のパートナー企業とのアライアンスも増え、プロジェクト体制も大きなものとなってきた。
「PMとディレクターを中心に、様々な領域で、常に多くのプロフェッショナル達が稼働しています。オンラインとオフラインを使い分けながら、先方とのコミュニケーションの質、プロジェクトメンバーとの情報共有の質を上げ、フレキシブルに体制とタスクをマネジメントすることで、質、量ともに、より早くサービスを展開し続けられていることが、プロジェクトの安定と継続に繋がっていると感じています」

プロジェクト相関図

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Future
プロジェクトの展望
2014年以降、2024年までの10年で年間のトラフィック数は10倍以上、反響数は50倍以上にまで大きく成長。
「今後もさらに成長戦略を描くクライアントにとって、特にインターネット戦略は重要な位置づけになっていると聞いています」

「これまで不動産業界に携わってきた知見とノウハウに加えて、運用から得られる様々なデータを分析しながら、データドリブンに基づいた、より的確な施策を続けていくことがとても重要になっています」
「三菱地所の住まいリレー」の市場における更なる認知とブランド価値を高めていき、デジタルマーケティング領域において期待にこたえ続けていくのも私たちの使命。
「ある日、先方の担当者の方から『ソナーさんがなくては、この成長はなかった』と言っていただけたことは強く記憶に残っています」
近年ソナーでは、クライアントニーズを捉えながら様々な領域、職域において拡大戦略に舵を切り実行している。
「長年続いているプロジェクトなので、さらにクライアントの成長を継続させることが目標です」
目標を実現するために、「初めてこのプロジェクトに参加した時の、あのワクワクとした気持ちのまま、クライアントとともに、この先の新しい価値を創造していく喜びと使命感を持ち続けていきたいと思っています」そして、「プロジェクトのメンバーだけでなく、社員ひとりひとりが、それぞれの立場で志しを持ち、まだまだ組織として拡大、成長していく必要があります。今後も私たちのカルチャーを大切にし、人材の確保と育成に継続して取り組んでいきます」







